子どものO脚の症例①:中学に入ってから酷くなってきた、テニス部の中学生女子

症状別 子ども

子どものO脚の症例ページです

このページは子どもさんの脚の形で悩まれている親御さんの為のページです。

「ウチの子とよく似ているな」と思われることもあるのではないでしょうか?

そんなアナタの為に何かしらの参考になればと思っています。

中学に入ってから酷くなってきた、テニス部の中学生女子

悩み

・中学に入って部活動が忙しくなってきたあたりから脚の形が崩れてきた

・学校の制服がスカートなので、どうしても脚が見られてしまう

初回の施術

初回の見立て

O脚のタイプ分類

重症度:5/5

柔軟性:3/5

※5段階評価で5が一番悪くて、1が一番良好

子どもさんということで、それに加えて中学生女子ということもあり、柔軟性も軽度であることが多いが、この方は非常に硬さもあり、親御さんへも「ちょっと両膝がくっつくところまでは厳しいかも…」とお伝えしていた。

柔軟性も硬いため、きっちり1回/週のペースで施術を受けて頂くこととした。

初回施術内容

・両脚の矯正(特に下腿骨の矯正を強めに実施)

・立ち方の修正(お尻の筋肉の収縮感覚の学習)

・セルフケアの実施(立ち姿勢の反復練習)

4回目施術

中学生という若さもあるのか、当初の硬さの割には柔軟性は大幅に改善しつつある。

ただ、立位姿勢に反り腰が見られており、これは壁を使った姿勢の修正を行って頂くこととした。

反り腰はO脚に併発して、非常によく見られる特徴である。これは今後のことも考えると早々に解決しておきたい部分でもある。

6回目施術

両膝の間隔はほぼ消失しており、このままキープできると判断できたため、卒業して頂くこととした。

普段の立ち方や歩き方も反復して練習を行い、非常にスムーズに修正ができた。

大江の見解

中学生女子というではあったが、予想以上に筋肉の硬さがあり、柔軟性自体も乏しかった。

やはりテニスなどの体幹の回旋を要するスポーツ歴がある方には注意してここを捉えていく必要があると思われる。

その為、付き添いの親御さんには現状をお伝えしたうえで「両膝がくっつくことは難しいかもしれない」とお伝えしていた。

ただ、ここがやはり若さなのか、予想以上に上昇曲線を描き回数も割と少なめで改善が見られた。

また普段の立ち方や歩き方にさほど強い癖がなかったことも改善スピードを速められたことに繋がったと思われる。

このページの作成者について

著者:大江孝平

~略歴~

元々、理学療法士として10年間、施術実績延べ3万人以上の経験を持つ。

病院での勤務を経て平成29年神戸市岡本にO脚矯正専門整体スタジオゼロを開設。

テレビやラジオにも出演。

プライベートでは3児の娘を持つ父親の顔も持つ。

studio0(スタジオゼロ)